ちった図書室 ~Bibliothèque de Cittagazze~

手当たり次第に読んだ本を手当たり次第に記していこうという、意気込みだけは凄い図書室。目指すは本のソムリエです。

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2013年 今年の一冊!!

いよいよ年の瀬も押し迫って参りました。
ここ数年、振り返る余裕もない状態だったけれど、今回は決めます「今年の一冊」!

さぁ、お決まりのドラムロール!
ダララララララララ~……
じゃんっ!!




マークース・ズーサック 『本泥棒』

book-thief



勇気のある女の子が登場する本は大好き。
たとえ泥まみれでも、彼女たちの輝きは損なわれることがありません。
時に宇宙に、時にオーロラの果てに、彼女たちは歩みだします。

リーゼル場合、頭の上に降ってきたのは爆弾でした。
そして何より言葉を愛し、言葉を恐れたのでした。
第二次大戦中のドイツで彼女が恐れたのは「総統」ではありません。
「言葉」です。
轟く様な言葉の渦と熱狂。
しかし、リーゼルが友情を育むことができたのも、また言葉の力のお蔭でした。

映画化も決定したという本書。
言葉の力を何よりも信じたリーゼルだから、是非「本」で読んでいただきたいと思うのです。
私もリーゼルと、そしてリーゼルが愛した人達に敬意をもってレビューを書きました。
『本泥棒』


私もまた「言葉」の力を信じています。
この記事を読んで下さった方お一人お一人に、力強い物語との出会いがありますようお祈りしています。
だって未来は絶対に明るいのだから!

ではまた来年、お会い致しましょう。
良いお年を!




| 年末総括(本・映画・演劇) | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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