ちった図書室 ~Bibliothèque de Cittagazze~

手当たり次第に読んだ本を手当たり次第に記していこうという、意気込みだけは凄い図書室。目指すは本のソムリエです。

2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月

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『ジュラシック・パーク』

進化の歴史とは、生物が障壁の外へ出ようとする行為のくりかえしにほかならない。生物は必ずその障壁を打ち破る。そして、新しいテリトリーへ進出していく。それはつらい過程だろう。危険すらともなう過程だろう。だが、生物は必ず道を見つけ出す。


映画版とは人物設定等々かなり違うと知っていたんだけれど、予想以上。
と、同時に上手く映画化したなぁ~と改めて思う。

原作は「読んで面白く」。
映画は「観て面白く」。

映画版の脚本も原作のマイケル・クライトンが担当したんだから、二本書いたようなもんだよなぁ~。

で、読んで面白い原作は、お化け屋敷の中をジェットコースターで走り抜けて行く感じ!
しかも、怖いところほどゆっくり走るの。
もう心臓バクバク!
空から襲ってくる翼竜に、河を泳いで追いかけてくるT-レックス!!
ひぃぃ~ひぃぃぃぃ~~っっ。

反面、ホッとするはずのラストでは、寂しいとも、なんともいえない罪悪感が残った。
『モロー博士の島』を思い出したりもした。

「生命」に対する責任と畏敬の念。
人間が発達させたテクノロジーは、軽いものではない。
諸刃の剣を手に生きる姿勢が問われているように感じた。


危機に瀕しているのは地球じゃない。人類のほうだ。人間にはこの惑星を滅ぼすだけの力はない。救う力もない。しかし――自分たちを救済する力くらいはあるかもしれない……。





何度観ても面白い!


聴きながら読んだら雰囲気アップで恐怖倍増でした(笑)


| SF | 11:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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