ちった図書室 ~Bibliothèque de Cittagazze~

手当たり次第に読んだ本を手当たり次第に記していこうという、意気込みだけは凄い図書室。目指すは本のソムリエです。

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『青い罠 ―阿刀田高傑作短編集・ブラックユーモア』

遂にきました、ブラックユーモア!

「隣の女」「干魚と漏電」は、著者の才能が冴えに冴えわたってるね。
なかなかオチが見えなくて、最後に「うわっ!」ってくる感じ。
むむむむむ、流石デス。
「うわっ!」で得られるカタルシスがなんともいえない、タチの悪い魅力。

「凶事」はまさに、“ブラックユーモア”。
でも…あるよね、きっと。
そのまんまじゃなくたって、今だって誰かの心の中には…。きっと…。

「ホームタウン」はストレートに怖い。
見えないんだけど“居る”。
いや、“居るらしい”。
想像したらまた怖くなった。



| 阿刀田高 | 22:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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