ちった図書室 ~Bibliothèque de Cittagazze~

手当たり次第に読んだ本を手当たり次第に記していこうという、意気込みだけは凄い図書室。目指すは本のソムリエです。

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『ハワイアン・マインド ~マナと般若心経と~』

「アロハ!」
親指と小指をひらひらさせながら写真を撮ったことはないだろうか。

初めてハワイに行ったとき「Take it easy(気楽にやろうぜ)って感じの意味があるの。挨拶代りよ」と教わった。
そっかぁ。
色々あって張りつめていた私の心が一気に溶けた。

この本に触れて、もっと沢山の意味が含まれていることを知った。
“Aloha”は「欲を出さずにお互いの愛情を尊重して生きていこう 」。
つまり、「 あなたの全てを受け入れます 」という言霊 “Huna” だという。

凄い……!
へらへらひらひらしてる場合じゃない。
でもキメ顔でひらひらするのもなんか変。どうしたものか。


著者は、ハワイ生まれの日系二世であり高野山で修業を積んだ、マウイ島のお寺の住職さんである。

修業を積むにつれ、ハワイのエネルギー“Mana”と般若心経に共通点を多く見つけたという。
「はんにゃ~は~ら~みった~しんぎょ~」ってどういう意味かしら?という疑問を分かりやすいストーリー仕立てで解説されている。
融合させているが、全く違和感がない。
どちらも同じ哲学をそなえているということが感性に訴えてくる。
シンプルで、深くて、何より優しい。

すべてのことには理由があるのだけれど、
それだけのことなんだ。
だから悩んでもしょうがない。

何でも、どんなことでも、
良い事を見つけて、
そしていつも幸せな気持ちでいるんだよ。



太平洋の真ん中にある奇跡のような島で、私はいつも体と心がリセットされるのを感じる。
コーヒーの実をかじって、グァバを食べた。
そのへんになっているのをドライバーさんが採ってくれたのだ。
見上げるほど大きなアボカドの木があった。
コーヒー農園の隅っこのお土産屋さんのおばさんは、車道を渡っておやつのバナナをもいでいた。
ハワイのトカゲは幸運の印。
雨上がりのカエル軍団に泣きながら部屋に帰った。(トカゲは平気)

その全てを、私は愛す。
そう、「生きている」ということを。


halemaumau


世界情勢は殺伐として厳しい。
オリンピックが終わったと思ったら、もうきな臭い。

宗教も民族も“Aloha”の精神が行き渡ることを願う。
オリンピックの閉会式みたいにね!




| ハワイ | 01:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ハワイの花のある暮らし はじめてでもわかる育て方と楽しみ方』

ハワイ島で出会った花が沢山!

プウホヌア・ホナウナウ国立公園で、ビーチ・ナウパカを見ながらドライバーさんがハワイの伝説を聞かせてくれたのを思い出す。
ナウパカは花を半分に裂いたような不思議な形。
山にはもう一つ、マウンテン・ナウパカがあって、海と山のナウパカを合わせると涙を流すんだって。

naupaka



そして、全てを焼き尽くした溶岩に真っ先に根を張るオヒア・レフアはハワイを代表する木。
何もない地面に、ただ1本すっくと立つこの木を見て凄く感動したのを覚えてる。

とにかく植物は生命力に溢れてて、花弁や幹に触れただけで、いや見てるだけでパワーを貰える。
ハワイ島からの帰りの飛行機で旅の疲れを感じたことが全く無い。

そんなパワーを少し分けてもらいたくてプルメリアの苗木を買ってきたけれど育たず……。
早くこの本を読んでいればよかったなーとちょっと後悔。

お世話の仕方が分かりやすく書いてあって、なかなか実用的なのだ。
苗木は日本でも手に入るからまたチャレンジ!
今では無事に鉢植えで咲いている。


plumeria


それでもやっぱり、ハワイの大きな木に時々会いに行きたくなるのだ。




| ハワイ | 00:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『すばる望遠鏡の宇宙 ―ハワイからの挑戦

風の中のすーばるー♪
なのでる。
すばる望遠鏡のあるマウナケア山頂は、とても風が強かった。

私はハワイ島が大好きで、プリントした写真を何枚も部屋の壁に飾っているほど。
コーヒーが好きになったきっかけだって、ハワイでコナコーヒーを飲んだからなのだ。

そんなこの世の楽園で、最先端の天文学のデータが集められている。
日本中どころか世界中の職人の技術の粋を集めた、我らがすばる望遠鏡。
当然ながらすんなり建設されたわけではない。

まず、その構造。
「お茶筒型」とこの本には表記されているが、お隣のケベックなどと違って一目で分かる変わった型は風の抵抗をもっとも受けにくい構造なのだそうだ。

そして、事故と火災による4人の命が失われていたこと。
これには私もショックを受けた。知っていれば慰霊碑に手を合わせて来たのに…。
天文ファンとしてもハワイ島を愛する者としても、事前に勉強して行くんだったと反省。

また、ネイティブ・ハワイアンによる建設反対運動もあったとの事。
考えてみれば当然だ。マウナケア山は彼らの聖地なのだから。
確かに、宗教的なものと思われる木製の柱(?)の様なものが建っていたのを記憶している。
しかし、最終的には平和的な相互理解の下建設が実行されたのを知って、より一層ハワイが好きになった。

ハッブルにも負けないその技術で、これからも天文学のホクレア(ハワイ語で北極星)であり続けてくれることを切に願う。




| ハワイ | 15:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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