ちった図書室 ~Bibliothèque de Cittagazze~

手当たり次第に読んだ本を手当たり次第に記していこうという、意気込みだけは凄い図書室。目指すは本のソムリエです。

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2016年 今年の一冊!!

暮れも押し詰まってまいりました。
今年はなかなか更新ができず、いらしてくださった皆様には申し訳ありません。

というのも、……しんどかった……。
余裕がなかった……。
私にとっての2016年は、なかなかしんどい年でありました。
漢字一文字で表すなら「」。

そんななか、救いはやっぱり読書。
いつもよりも多く読めたのですが、アウトプットする力がなく、来年に持ち越しです。

それでも書けた記事のなかから今年の一冊を選びます!

ではいきます!
ドラムローーーーール!
ダラララララララララ~~~~~~~…………

じゃんっ!





ジェイムズ・P・ホーガン 『ガニメデの優しい巨人』

Ganymede-G-min





読んで良かった。
出会えて良かった。
<巨人たちの星>シリーズ全体に対して、そう思います。

旅人に尋ねてみた どこまで行くのかと いつになれば終えるのかと
旅人は答えた 終わりなどはないさ 終わらせることはできるけど
                                 
                    「アゲハ蝶」 ポルノグラフィティ



まさにその旅を見せてくれた、愛しい登場人物たち。

記事のアタマに歌詞を挿入する、という工夫もシリーズのレビューを通してしてみました。
その一つに聖飢魔IIをもってこられたのは信者(ファン)冥利に尽きます!(笑)


私自身にとっても、嬉しい出会いがありました。
書評コミュニティ【本が好き!】さんに参加できたことです。

今まで知らなかった読書の楽しみ方、本へのアプローチの仕方、ブックレビューの書き方。
勉強になる、というと少し堅苦しいかもしれませんが、魅力に溢れた世界の扉が開けました。
お誘いくださいました編集部の和氣さん、改めましてお礼申し上げます。

今までご紹介してきた本のなかで、特に魅力的な本を
「Select Books」
としてブログの左側に表示しています。
「ええぃ!てっとり早く面白い本を出せい!」という場合、どうぞご活用下さいませ。
私のセレクトしたものにピンとこなくても、沢山の書評のなかから読みたい本が見つかること請け合いです!


違う世界に飛び込むこと。
それを、地球人のヴィクター・ハントから、ガニメアンのガルースから、教えられた気がします。
世界に果てなどないこと。
挑む勇気。
そこには、テューリアンのカラザーの様に、待っていてくれる存在がいること。
それが、一度限りの出会いでも、一生続く出会いでも。
<巨人たちの星>シリーズは、出会いの素晴らしさを感じながらレビューを書きました。

ジェイムズ・P・ホーガン
『星を継ぐもの』
『ガニメデの優しい巨人』
『巨人たちの星』
『内なる宇宙』



私は一期一会の出会いが大好き。
聖飢魔IIの黒ミサ(LIVE)でお隣になった方、お話しさせていただいた方たちは、今頃どうしていらっしゃるのかなぁ。
活動絵巻教典(ブルーレイやDVD)をご覧になっているのは間違いないな、うん。


こうして、ブログに来て下さった方々との出会いも勿論大切です。
特に記事への【拍手】は、とても、とても励みになります!!
ありがとうございます

改めて感謝の気持ちを込めつつ、今年最後の更新です。


2017年が光に満ちた年になりますように。
大切な物語との出会いがありますように。
心からお祈り申し上げます。

良いお年を!







| 年末総括(本・映画・演劇) | 18:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015年 今年の一冊!!

今年も残すところあと一日。
私にとって、特にここ半年は、心も身体も少し活発になれた年でした。
素敵な古書店との出会いや、ゆったり楽しんだ旅行。
来年はまた違う世界が待っているような、期待と晴れやかな気持ちで一年を終えようとしています。


では、今年も恒例のブログ納め!
2015年の一冊を選びたいと思います。

古いといわれようがドラムロールスタート!
ダラララララララララ~~~~~~~…………
じゃんっ!




アン・マキャフリー 『歌う船』

Helva



身体を持たない、脳だけの存在。
それでも普通の身体を持った人間以上に生き生きとしているヘルヴァを、私は大好きになりました。
ぎゅっと抱きしめたくなるほどに。

宇宙を縦横無尽に駆け巡り、好奇心満々の少し気の強い女の子の歌声は、どれだけ素敵なのでしょう。

ある登場人物にボブ・ディランの「風に吹かれて」を教わったヘルヴァ。

"The answer is blowin' in the wind."

              答えは風に吹かれている


身体で風を感じられない彼女に、この歌詞はどう聴こえたのだろう。
少し、そう思いました。
それでも彼女は必死で“ディラン”を歌うのです。

相棒の為に、自分の為に、そして……。


探査機ニュー・ホライズンズが届けてくれた美しい冥王星の姿は記憶に新しいことと思います。
その役目を全うし、カイパーベルト、そしてオールトの雲へと旅立ったニュー・ホライズンズ。
地球からのメッセージ「ゴールデン・レコード」を積載したボイジャー号も、太陽系外を目指して旅を続けています。

時空を越えて、もしヘルヴァがこのメッセージを受け取ってくれたなら、きっとクスクス笑いながら、人間を更に愛おしんでくれることでしょう。

SFをあまり読まない、という方にもこの本はオススメです。
残念ながら現在は絶版ですが、どうかお近くの図書館で検索してみて下さい。
殺伐としたニュースの絶えない日々に潤いを感じられること請け合いです。

レビューを書いたときも、ヘルヴァへの愛おしさでいっぱいでした。
少しでも参考にしていただければ幸いです。

アン・マキャフリー 『歌う船』


来年もスローペースではありますが、たゆみない歩みをモットーに続けてまいります。
お付き合いいただけましたら幸せです。

皆様にとって2016年が明るい年になりますように。
素敵な物語との出会いがありますように。
心からお祈りいたします。

よいお年を!




| 年末総括(本・映画・演劇) | 21:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2014年 今年の一冊!!

今年はここ数年に比べ、沢山の本を読むことができました。
後回しにしていた名作も多かったです。
とうのも、少し「下地」が整ってきたかな、と思ったから。

コレを読んでからコレを読むと、より楽しめる!
という自分のなかの決まりごとのようなものがあって、今年は割と解禁できました。

はー、幸せ


では、今年もやります!
年末ブログ締め恒例(にしたい)、今年の一冊!

ドラムロール、スタートッ!
ダラララララララララ~~~~~~~…………
じゃんっ!




アイザック・アシモフ 『鋼鉄都市』

Caves-of-Steel



ちょっとでも内容に触れたらネタバレになりそうで怖い。
だからこそ、凄い!
隙がない!

そしてこれは、一人の地球人の「目覚め」の物語でもあるのです。
作品の大きな要素「C/Fe(シーフィー)」にも大いに惹かれました。
人間とロボットが良きパートナーとなる未来。

iRobot社のルンバが身近になってきたこの頃。
産業用ロボットは勿論、介護ロボット、ガイドロボット等、様々な分野でもっと深く人間とロボットが関わりを持つ未来がやってきます。
私はそれがとても楽しみ!
あくまでも「パートナー」として共に歩んで行ける未来を、わくわくしながら待ち望みたいと思います。

本書を読んだのは春先でした。
冬になり、星の綺麗な夜空を見上げながら息を吸うと、キンと冷たい空気が身体に入ってきて一瞬目が覚めます。
それをベイリ刑事の「目覚め」のようにも感じたりして。


レビューも、勇敢なるベイリとダニールに敬意を込めて書きました。
アイザック・アシモフ 『鋼鉄都市』


それから……もうひとつ。
この作品に出会わせてくれたのは、私の大切な友人です。
彼女の部屋の本棚からいただいてきたこの本は、今は私の本棚にあります。
ありがとう。ありがとう。
言葉は交わせないけれど、気持ちは伝わると信じてる。

色んな意味で私にとって「繋がり」を感じさせてくれる一冊です。


本日の記事で、今年の更新は終了となります。
来年が、明るく笑顔の多い一年になります様に。
そして、素敵な物語との出会いがあります様に。
心からお祈り申し上げます。

良いお年を!




| 年末総括(本・映画・演劇) | 19:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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